辛い!会社にいけない!病院へ行く前のチェックと診断書のもらいかた

こんにちわ!キラキラ2番星です。

「精神的に辛くて会社にいけない人」が休職をするために必要な診断書をもらう方法について書いて欲しいと言う声がありましたので書いていきたいと思います。

ただ、休職も一概に良いものではないので一度冷静になれるように、

「お医者さんに診てもらう前に必要なことや注意すること」について書きます。

一応、サラリーマンの方に事前に伝えておきますけど、まさか診断書をとっていきなり休職だーなんてこと考えてませんよね?

暴走しての休業は本当に後悔するのでやめておきましょう。

いざ、休職すると言っても会社に報告したり休職が認められないケースもあります。

会社の休業制度には会社の申請ルールがあります。そして、本当に不調を来した時に使う制度です。そこを履き違えないようにだけはしてください。

相談なしに休業した人の失敗例

診断書

冒頭で述べましたが、暴走して人事に診断書をいきなり突きつけて休職するってのはやめましょう!本当に自分にとってまったく得がないです。

某大手IT企業に勤務している40歳のAさんの話を例にしておきます。

Aさんはデータ分析部門にいて年収は650万もらっており不満なく働いていました。

しかし、体制変更の波により部署異動でAさんにとって嫌いな営業部に配属されてしまいました。

最初の頃は営業の仕事が嫌なことを周囲には気づかれないようにしていましたが、

配属1ヶ月が経つくらいの時、Aさんは急に会へに来なくなってしまいました。

営業が嫌いな点や精神的にも参ってしまっていたAさんは休みの日に病院へ行き診断書を貰って人事に診断書と休職の申請を直属の上司を飛ばして出してしまったのです。

休職は認められたものの営業部の上司たちを通り越していきなり人事部へ申請してしまったため会社からは白い目で見られてしまいました。

復帰後の配属先検討などにもAさんは名前が上がらず、ほぼ見捨てられたのと同じ扱いになってしまいました。

よくある「干される」って言葉が適切かもしれません。

みなさんも想像がつくと思いますが、会社からいったん干されてしまうと復帰したとしても

雑用的な職務に回されたり、完全にいないものとして扱われるようになり最悪な場合、自主退社を促すような感じになってしまうケースもあります。

まさにAさんがそれでした。復帰後もあてがわれる仕事は営業の雑用ばかりになってしまいました。

最終的に居心地が悪くなってしまったAさんは自主退職をしてしまいます。

決して、Aさんが悪いわけではないです。ただ、メンタルヘルスの不調は誰にでも起きる可能性があります。

ただ、「休職の流れが悪かった」と思います。

しっかりと順序を踏んでおく必要があったと思います。

 

他の人のケースでは病院へ行きましたが、問診の際に自分の症状を具体的に伝えきれないことがあったりします。その場合、医者からの診断結果は「様子を見ましょう」と言われてしまうケースがありますので気をつけましょう。

 

すぐに病院へ行って休職したいと言う気持ちはすごく分かります。

ですが、ちゃんと流れを把握してから休職申請を実施した方が本人にとって良いと思います。

病院へ行く前にうつ病傾向のセルフチェックや相談をしましょう

まずはご自身の中で精神状態と真摯に向き合うことをおすすめします。

事前にストレスチェックやセルフチェックを実施することをおすすめします。

そして、相談できる相手がいれば可能な範囲で構わないので上司や家族に相談をしておきましょう。

最低限、家族には自分の精神状態や状況を伝えてから病院へ行くこともおすすめします。

いきなり病院へ診断書をもらいに行ったり、急に診断書を人事に提出して休業しない方がいい理由はちゃんとあります。

セルフチェックや会社や家族への相談が重要
・セルフチェックの重要性
病院で問診を受ける際、自分の症状をちゃんと話すことが出来ない可能性があります。
お医者さんは「どんな症状ですか?』と聞いてきます。
その時、問診を受けているあなた自身が曖昧な回答をしてしまうと「少し様子をみましょう」となります。
お医者さんも症状の判断が出来ないうちから患者に薬を出すことや休職を勧めたりすることはしません。
結果として正しい病気がわからない上に診断書がもらえない可能性があります。
・会社や家族に対して相談することは重要
誰にも相談をせずに病院へ行き診断書を貰って休職するというのはよくないです。
急に休職すると言われた会社や家族は対応に困ってしまいます。
事前に家族や会社の上司に対して相談をお勧めします。
本人が悩んでいることを事前に相談をしておくメリットとして、万が一病気だったとしても休職に対して理解を示してくれる点や、会社のルールに則ってどのタイミングから休職した方が良いか等、適切なアドバイスをしてもらえます。

また、診断書以外にも産業医面談が必須の会社もたくさんありますので教えてもらえます。

そして今後も良き相談相手になってくれます。

誰もが休職する際、円滑に休職したいと思います。

事前に症状が分かるようにストレスチェックを実施して事前に上司や家族に相談をしておきましょう。

最近はストレスチェック制度が法令化されたことによって常時50人以上の労働者を使用する会社では労働基準監督署へ報告が必要になっています。

多くの会社でストレスチェックを実施しており受けている方は多いと思います。

自分の精神状態がどのレベルにあるのかを把握することが出来るので以前にストレスチェックを行っていた方は結果を見返してみることをおすすします。

もし、ストレスチェックを受けたことがない方は厚生労働省のストレスチェックを一度実施するといいと思います。

そうすることで客観的に症状が分かるようになるからです。

病院へ行き症状を正確に伝え診断書をもらいましょう

病院 診断書 うつ 休職

事前のストレスチェックを終えた方は病院へ行きましょう。

私の場合もいきなり病院に行って診断書をもらった訳ではありません。

自分の中で限界まで仕事をやれるだけやってみて、それでもダメなら病院に行こうと考えてました。

そして、ストレスチェックを実施して自分の症状を正確に話せるようにしておきました。

お医者さんに上手く説明出来ない方はメモ書きにして伝えても構わないです。
もしくはストレスチェックを印刷して持っていってもいいと思います。

精神疾患で医者に診てもらう際は風邪のように受け身に受信するるのではなく、あなた自身の精神状況や健康状態、今の仕事の状況などを必ず伝えなければなりません。

お医者さんはそういった状況を踏まえて客観的且つ適切な診断結果や治療方法を伝えてくれます。

実際に私がお医者さんに伝えた内容をまとめてありますので、これから病院へ行く方には役立つと思いますので参考にしてみてください。

心療内科で伝えたこと
 ・今の精神状態を伝える。(具体的に)
私の場合、「喜びの喪失」や「憂うつ」「死んでもいい」などがありました。
・仕事の状況(具体的に)
私の場合「長時間労働」「質を求められる」「役員や取引先からプレッシャーをかけられる」「ミスが増えた」 などなどいっぱいあったなー。
・身体面の不調 (具体的に)
私の場合、急にトイレでお腹が痛くなり失神して倒れたのが2回あったこと。
「腰がとても痛く日常生活に支障を来している。」「肩こりや目の疲れが今までにないくらいひどかった。」 「不眠症になり不安な気持ちで眠れない。」 などなど

ちゃんと症状を伝えたことで、お医者さんからは

「典型的なうつですね。休まないとウツは治りません」

「会社は休職できますか?」「薬を使いますか?」

このやりとりをした結果、診断書を即日もらいました。

 

けっこう、具体的に話してますよね?

私は事前に家族と話し、会社にも伝えていたので円滑に休業をすることが出来ました。

そして、会社とも円滑に休職をする運びが出来たので外出時もこそこそせず堂々と休める気持ちになりました。

今すぐ休職したーいって人いますよね?ですがいったん冷静になってから行動しても遅くはありません。

休職が悪いことではありません。休職の流れやを間違わないで欲しいと本当に思います。

まとめ

事前に自分の症状を話せるように棚卸ししておきましょう。

・休職は暴走して誰にも相談せずに申請してはならない!誰かに家族や上司に相談してからが良いです。

・病院では医者に具体的に症状を伝えましょう。正確な病名や治療方法が出ます。

最後に多くの方が心療内科にみてもらうことは抵抗があると思います。

ただ、自分の中で限界だと感じた時や不眠症が続いた時、死にたいと思ってしまった時などはすぐに病院で受診することをおすすめします。

そして、しっかり休みを取り病気を直しましょう。
休職期間中に新しいことにチャレンジしたり転職活動をしても良い訳です。

そのためには適切な休職の流れを踏んで安心して病気を治すために円滑に休職申請をしましょう。

おすすめの記事