![なぜ夫婦で育休取得しないの?男性はメリットだらけ。夫婦の育休を解説](https://kirakiranibanboshi.com/wp-content/uploads/2019/03/7047332c92ab37669ffe252808102fec_m.jpg)
こんにちわ。キラキラ2番星です。
最近、増えてきましたかね?夫婦で同時に育休取得。
いまだに育休が女性のだけに与えられた権利だと思って勘違いしてる人多いですよね。
そんな中、私は夫婦で同時に育休を取得しました。
今回は夫婦で同時に育休を取ることのメリットを伝えたいと思います。
男性が育休を検討してるようでしたら是非、参考にしてくださいね。
夫婦同時の育休取得する前に行う準備
夫婦で育児休業を取得する前に必要な準備ポイントは2つあります。
- パパの育児休業に対しての抵抗を払拭。
- 育児休業のパターンを知る。
上記2つは育休を夫婦で取るうえで一番懸念される部分でもあり重要な項目になります。
1つめの男性が育児休業に対してネガティブな気持ちを持っているようなら最初に払拭して行くことが重要です。
フワッとした気持ちで育休を取る事はできません。育休取得は全て本人の意志で成り立つ制度だからです。
男性が育休に対して抵抗感を持っているのなら、なぜネガティブな気持ちになっているのかを考えて解決していきましょう。
2つ目の夫婦で同時に育休を取得するパターンは大別して6パターンあります。
夫婦でいつから育児休業を取得するのか話し合いましょう。
パパの育休に対しての抵抗感をなくす
一番は夫婦で話し合って決めるといいですね。
でも、男性は育休に対して強い抵抗を持っている人が多くいます。
その理由で一番多いのが会社の同僚に育児休業を取得している男性が周りにいなかったり、自分がいなくなる事でポジションを奪われてしまう事や会社の評価を考えてしまったりしてしまうためです。
なので、男性の育児休業取得で重要なのは、この抵抗感をなくすことになります。
男性の育休に対しての抵抗をなくすために重要なメソッドは3つです。
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- 育児休業制度についての正しい理解。
- パパも育児休業給付金はある事を知る。
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- パパは育休をとりたかった事をママに伝える。
- ママも育休をパパに取ってもらいたい事を伝える。
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- 夫婦で育休取得後にやりたい事を話す。
男性も育児休業制度の正しい理解をしましょう。
男性に多いのは「育休」という名称だけが先行してインプットされていて、実際に育休の正しい理解がなされていない人が多いです。
そもそも、「育休」とは何かを正しく知っておきましょう。
育児休業制度とは
1歳に満たない子どもを養育する男女労働者が、子どもを養育するために休業できるという制度です。
子が1歳(一定の場合は、最長で2歳)に達するまで(父母ともに育児休業を取得する場合は、子が1歳2か月に達するまでの間の1年間<パパ・ママ育休プラス>)、申出により育児休業の取得が可能です。
また、産後8週間以内の期間に育児休業を取得した場合は、特別な事情がなくても申出により再度の育児休業取得が可能<パパ休暇>
注意点は育児休業申出の直前の1年間、同じ事業主に継続して雇用されていることが条件となります。(ただし、日雇い労働者や、育児休業の申出があった時点で労働契約の期間満了や更新がないことが確実である場合は適用外となります。)
保育園に入所できなかった場合は1年6か月まで延長でき、最終的に2歳まで延長が可能です。
パパも育児休業給付金が支給される事を知ろう
育児休業を取得する事で経済的に破綻をしてしまうのではと不安になる人がいます。
特に男性は一人で経済的な責任感を持ってしまう傾向が強いです。
そんな重石を一人で抱え込む必要はありませんし育児休業期間中は「育児休業給付金」が支給されるので、よっぽど贅沢な暮らしをしない限りは経済的な破綻はないので安心してください。
育児休業給付金とは
育児休業期間中、賃金が支払われないなどの要件を満たす場合は、「育児休業給付金」が支給され、休業開始時賃金の67%(休業開始から6ヶ月経過後は50%)が支給されます。
育児休業給付金は非課税のため、所得税はかかりません(翌年度の住民税算定額にも含まれません)
育児休業期間中は社会保険料は免除
育児休業中の社会保険料は、労使ともに免除されます。給与所得が無ければ、雇用保険料も生じません。
パパが育休を取ってみたいと考えてたらママに伝えよう
もし、男性が育休を取得したい事を前々から考えていたり、思っていたりしていたならばママに対して思い切って言葉で伝えましょう。
「男性が会社を一定期間休む事は弱い人間がする事だ。」なんて考え捨てちゃってください。
フリーマーケットアプリのメルカリの小泉文明社長や、カスタムウエディングサービスを手掛けるCRAZYの森山和彦社長もFacebookのマークザッカーバーグだって育休取ってますよ。
会社を経営している社長だって育休を取る時代です。
社員のあなたがとらない理由はないですよね。
育休はあなたを成長させます!あなたを最強のパパにする期間です!
ママからパパに育休を取ってもらいたい事を伝える。
企業戦士のパパにとってママの存在が一番の心の支えになってるはずです。
そんなママがパパに育児休業を取ってもらいたい事を伝える事は重要です。
ママからの一言はパパの背中を押す強い一言になるはずです。
二人でコミュニケーションを取る事が夫婦で育休を取ることへの第一歩になります。
夫婦で育休取得後にやりたい事を話す
育休を取得する前から夫婦でやりたい事をいっぱい話しましょう!
これが一番楽しい時間になることは間違いありません。
どんな内容でも構いません。
「生まれた子供と一緒に旅行に行く」「家事の分担を決めてみる」「一人の時間も大切にしたい事を話してみる」「子供の洋服を一緒に考えてみる」
なんでも良いです。
育児休業期間は働いていた時と比較して夫婦で一緒にいる時間、子供と一緒にいる時間がたくさんあります。
そんな大切な時間をあなたは自由に使って良いのが夫婦で一緒に取る育休なんです。
育休パターンは6つ
代表的な育休パターンは6つになります。
自分達にあった形の育休パターンで取得する事をおすすします。
産後サポートのみの育休のメリット
出産後、ママの体調が戻るにはとても時間がかかります。
そんな辛い産後をサポートする形でパパが育児休業を取得するメリットはたくさんあります。
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- ママの辛い産後の育児を支えることができる。
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- 短期間ではあるが産まれた子供の育児ができる。
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- パパは仕事を休む期間が少なくてすむ。
産後サポート併用型の育休メリット
産後サポート併用の育休は産後のみの育休を更に進化させた取得方法になります。
育休の再取得ができる
ここで最初に伝えたい事ととしてパパの育休は再取得が可能という事を知っているでしょうか?
実は配偶者の出産後8週間以内の期間内にパパが育児休業を取得した場合には、特別な事情がなくても、再度取得が可能なんです。
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- 産後の育児サポートやママの支えになれる。
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- 産後サポートの後でも仕事に一度復帰し再度育休が取得できる。
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- 育休再取得時もパパの希望する時期に育休が取得可能。
バトンタッチ型の育休メリット
バトンタッチ型の育休は妻も夫も育休が取れる上に交代で仕事を続けるメリットがあります。
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- 家族として仕事に隙間を作らないですむ。
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- 夫婦共に育児経験を積むことができる。
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- ママの復帰後は育児をパパが担うことができる。
産後サポートとバトンタッチ併用型育休のメリット
産後サポートとバトンタッチ併用の育休メリットには育児に支障が来たしやすい産後とママの復職後の育児を担うことができるメリットがあります。
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- 産後と復職後の育児を夫がサポートできる。
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- 産休期間と育休期間が重なる期間もあるため夫婦で休める。
夫婦同時取得型の育休メリット
夫婦同時で育児休業を取得するメリットは同じ期間に夫婦で休業することができるため、一緒に切磋琢磨しながら育児を行うメリットがある。
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- 同時取得によって育児の分担がしやすい。
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- 夫婦で一緒に過ごせる時間が一番多い。
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- 同時取得なので一人の時間を作ることができる。
専業主婦サポート型の育休のメリット
配偶者が専業主婦(夫)である場合等、常態として子を養育することができる環境を持った人でも育児休業取得ができます。
育児休業制度は決して共働き夫婦にあるための制度ではないのです。
公平に与えられた権利ですので是非、活用しましょう。
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- 専業主婦でも忙しい事を理解できる。
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- ママに全ての育児家事を託すのではなくパパも参画できる。
育児休業を男性が取得する最大のメリット
育児休業を取得す事でデメリットばかり頭の中では先行しがちですが、実際はメリットの方が多くあります。
育休は個人を成長させる絶好の機会
ダメ社員の典型例が『指示待ち族』です。
『何かできることある?』。自分の目で見て状況を把握し、やるべき仕事を見つけて自ら動く。こういう社員が評価されます。
しかし、いざ育児や家事となると、どんな優秀な男性でも指示待ち族になってしまう。
育児や家事は自分なりにやるべきことを見つけて動く必要があります。
小さい子供は話すことができないからこそ、親が自ら動いて上げる必要があります。
家事においても毎日家の掃除や食事、子供の離乳食の準備、子供が数人いれば保育園の送迎などやるべきことがたくさんあります。
しかも、それらは誰かに指示されて行う事柄ではないのです。
全て自分の判断と行動するのです。
育児は細かく、深くみる観察力、迅速な行動力が求められます。
自分の仕事の達成のみを考えて行動する会社員と家族全員や家の事を細かく、深く見通しながら行う育児では得られるものが全く異なります。
こういった育児から得られる経験は会社で得られらない経験となることは間違いありません。
目の前の自分のことだけではなく、周囲をよく見通せるようになるのは間違いないです。
子育てをしながら働くにはいろいろな課題がある事を体感できる
男性が育休を取る事で女性が働きながら子育てをすることが大変なのか体感できます。
そして、自分ごとのように考えることができるようになります。
仮にパパがママと逆の立場だった場合、育児と並行して今までのよう働き方ができるのか知ることができるのでわけです。
今の世の中の考え方は男性も女性も公平にキャリア形成ができるというもの。
しかし、現実は仕事と育児の両立の難しさや課題があります。
パパも育休を取る事で軽視されがちなママのキャリアも大切に考え夫婦の課題として一緒に行動するように変われます。
夫婦の絆が深まる。妻から信頼と感謝をいっぱいもらえる
夫婦で育児や 家事の分担のこと、子どもの教育方針の こと、お互いのキャリアのことをじっくり話し合えることで、互いの夫婦の絆がさらに深まります。
育休で家事や育児に専念する事で「あなたのおかげで私は仕事ができる」と妻に言われ感謝されます。
さらには子供をみる事に最初は不安がる妻も、育休を通して育児や家事に専念する夫の姿を見ることで、信頼し育児を任せてくれるようになります。
父と子どもとの信頼関係を構築できる。
子どもと触れ合っている時間が短いパパは「パパは嫌」といった感情表現を子供はしてきます。
子供はとても正直なんです。
ママに抱っこされているときは全く泣かない子どもも、パパが抱っこすると泣いてしまったり。
ママが留守中でパパが子どもを代わりに見る場合などは子どもに泣かれてしませんか。
父子の信頼関係が劇的に向上
男性が育休を取得する事で子どもと一緒に生活する時間が増え、子どもの世話をする事で父子の信頼関係が劇的に向上します。
子供の一番可愛い時期を見届けられる
子どもは驚くスピードで成長していきます。特に首が座って、腰が座ってからの赤ちゃんの成長スピードは早いです。
そんな、成長している子どもの姿や変わって行く様子を見届けることができる時間が一生に一度きり。
貴重な期間を大切にしましょう。
育児や家事を通し忍耐強くなり子育てを楽しめるようになる
多くのパパにとって不慣れな育児や家事を行うことは強いストレスになります。
そんなストレスも最初は不慣れでも育休期間を利用して育児や家事を積極的に関わっていく事でストレスにならなくなっていきます。
子どもはパパが考えているようには行動してくれません。
また、親が先回りしすぎて行動してしまっては子どもの成長にもなりません。
我慢をしながら、一つ一つ出来るようになっていくことを楽しむ必要があります。
人は多くの経験をする事でストレス耐性が出来上がりパパを成長させることは間違いありません。
まとめ
多くのメリットがある育児休業について理解を深めてもらい、多くの夫婦が積極的に一緒に育休をとっていけるようになって欲しいですね。
そして、そんな中でも特にパパが育休を取りたいと希望しているのならば、願っているだけでなく、正しい育休の制度の理解と夫婦での話し合いを通して上手に活用することをお勧めします。
夫婦で育休を取得する障害になるものをクリアしていくことで最高の育休期間を過ごすことができます。
人生でまたとない期間を手に入れるチャンスはあなた次第です。